口は禍(災い)の元
親愛なる皆様
おはようございます。
口は禍の元とは言い得て妙です。
でも、言葉によって励まされることや癒される
ことも一方ではあります。つまり、言葉は人を
傷つけることも勇気づけることもできる、もっ
と言えば、人間の幸不幸を左右するくらいの力、
物凄い力を持っている、言霊と云われる所以は
そこにあるのでしょう。
ごく最近のことなのですが、自分が発していた
言葉によって大切な人を苦しめ心を傷つけてし
まっていたことに気づかされるという事件?が
ありました。自分には全く自覚も悪気もなく軽
いノリでジョークのつもりで云っていたその言
葉が大切な人の心にグサグサと傷をつけ、苦し
めていたことを本人から聴かされ、はじめて自
分の過ちに気づき、驚き、これはマズイ、かな
りマズイと思い、すぐに謝罪をし、自覚悪気無
かったこと、愚か者の軽口を詫びたのですが、
その傷はことのほか深かったようで、信じても
らえず、ましてや許してもらうことなどできず、
後味の悪い結末となり、今も悶々とした気持ち
を引きづり、正に口は禍の元を実感しています。
でも、おそらく、日常のあちらこちらで、こう
やって気付かぬうちの人を傷つけてしまってい
るだろうと、日常の自分、これまでの自分の人
生を振り返ると、私はこれまでどれだけの人に
嫌な思いをさせ、苦しめ、どれだけの人を傷つ
けてきたのだろう・・・いや、励まし、元気づ
け、喜ばせもしてきたはずだと、自分を鼓舞
(正当化?)しようとするも、過去の愚かな自分
の姿や無神経な言動、行動ばかりに意識がフォ
ーカスされてしまい、自己嫌悪に陥っていきます。
精神的によろしくない状態を引きづったまま、
昨日から福岡に入ました。
昨日は、F社長にご同行頂き、F社長の地元企業
を訪問し、秋からの実践研修の促進を致しました。
訪問先でのプレゼンテーション時も、先の出来事
や大切な人の苦しむ顔が脳裏によぎり、何度も気
持ちが萎えそうになるも、ぐっと堪え自分を鼓舞
しながら、無事に一日を終えることができました。
同行下さったF社長とアシスタントのお陰です。
今日、明日は福岡にて事故撲滅研修、実践研修、
昨日に続き人に事を伝えることの多い二日間です。
この三日間に限らず、私の仕事は人に事を伝える
仕事であると云っても過言ではありません。
反省し、気を付けて、相手の立場に立ち、相手の
ことを思いやって言葉を発し、事を伝えるよう
意識し続けるしかありません。
50半ばにして未だ未だ全然未熟です。
日々修行であります。
今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝