知ることは、愛に通ず

親愛なる皆さん
おはようございます。

我が社では、新入社員研修期間中に「社長1日研修」
を行なう。目的は“知る”ということ。

私が運転する車に同乗し(助手席だと圧がかかって緊張
されるので後部座席に座ってもらう)、各事業所をまわり、
現地では各事業所の管理者から現場の案内や業務の説明を
受け自分の所属事業所以外の業務も知る、自分が入社した
会社はこんな仕事をしている会社なんだということを知る、
車中や途中昼食を取りながら、私の生い立ちから家族のこ
と、今日に至るまでの歴史等々、沢山話して私の人となり
を知ってもらう、私のミッション、理念やビジョンも知っ
てもらう、そして、途中電話が入ったりすると(Bluetooth
で)話している内容が少々重たかったり混み入った内容だっ
たりすると、電話が終わった後「そんなことまでやられて
いるんですね。。。」と、驚かれることもある。気が付け
ば、新入社員さんも自分の生い立ちや家族のことこれまで
の人生など多くを話してくれていて、私も新入社員さんの
多くのことを知ることになる。

1日研修が終わると、すっかりお互いのことをよく知った
間柄になっている。

1研修終了後のレポートでは、大概の新入社員さんは「これ
まで勤めた会社で社長さんとこんなに長い時間一緒に居て
話したことはなかった」と書かれていることが多い。

好きになった相手のことをもっと知りたいと思うように、
“知る”ことは、好きという感情や、愛情に通ずる。
従業員の皆さんには会社を好きになってもらいたい、
でも、新入社員にいきなり「会社を好きになれ!」と
云っても無理だ(ていうか、パワハラに近い)、だから
順番は逆だが、まずはよく知ってもらう。
(好き→知りたい=知る→好きになる)

愛社精神や帰属意識がどんどん希薄になっていく時代環境
中で古い考えかもしれないが、私は社員の愛社精神や帰属
意識を高めたい、何故なら大概の人は人生の中で最も多く
の時間を仕事に使っている、人生が何に時間を使ったかで
決まるとするならば、その多くの時間を使っている仕事が
好きで、職場や職場の仲間に対する愛情が深ければ仕事は
楽しく面白いし、きっと幸せだと思う。

だから“知る”こと。
だから、社長1日研修や社員総会などで、
しっかり情報共有をすることはとても重要なことだと思う。

今週は二人の新入社員と社長1日研修を行なった。
お互いをしっかり知ることができた。研修を終え、
末長く働いてもらえることを願い、固い握手を交わした。

新年度が幕を開け、
素晴らしい新入社員に恵まれた。
良いスタートが切れた。
桜満開!
今年度、幸先良し!

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

*写真は五条川の桜

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