安定して儲かる物流の構築
親愛なる皆様
おはようございます。
トラックドライバーから始まり、40年間、物流を生業として仕事をしてきた。
物流には大きく商業物流と工業物流がある。私は40年間、商業物流をメインで行なってきた。
商業物流とは、食品や日用雑貨といった暮らしに欠かせないカテゴリーで極端な言い方をすれば、無ければ生きていけないモノ。
それに対して、工業物流は、自動車や機械といった、欠かせないといえば、欠かせないが、無くても生きてはいける(無ければ相当不便だが)モノ。
40年の間には、経済や自然災害、最近ではコロナのような未曾有の事態、出来事が人間の暮らしや企業経営の存続を脅かしてきた。
例えば、バブル崩壊、リーマンショック、震災やコロナ。。。といった出来事。
そんな、いわゆる有事の際には、概して、工業物流は脆弱さを露呈し、商業物流は盤石さを表す。平時では、比較的、工業物流の方が高価なモノを扱っているということもあり、儲かっているというイメージがあり、商業物流は安価なモノを扱っているので、あまり儲からないというイメージがあるが(私だけ?)、上記の如く、有事になると、工業系は脆く、商業系は強い。
例えば、こんな感じ。。。「コロナや戦争で先行き不透明だから車の買い替えは今度の車検(2年先)まで止めとこか」となるが、「先行き不透明だから暫く食べるの止めとこか」とはならない。
商業物流メインの我が社は、食品を扱う低温(冷凍&冷蔵)物流センターと日用雑貨を扱う常温物流センターがあるが、この度、長年常温物流のみを行なってきたセンターの敷地内に低温の一時保管施設を設置し、三温度帯(冷凍&冷蔵&常温)が扱える物流センターとして新たなに挑む。
地域密着の商業物流に拘り続け、今年は新しいプロジェクトがどんどん立ち上がる。
新たなステージに突入していることを実感している。
有事に強い安定した商業物流で、尚且つ儲かる商業物流を構築していきます。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝