苦言に代わるもの
親愛なる皆さん
おはようございます。
年齢を重ね、然るべき立場や役職に就くと
自分の周りから苦言がどんどん消えていく。
苦言を受けるのは少々辛くてしんどい、
だから、心情とすれば、できれば避けたい、
されど、苦言とは自分への問いであり、成長の為の
アドバイスであり、未来へのメッセージであります。
避けたり遠ざけたりすると、そこで成長は止まり、
劣化が始まる。そこから勘違いが始まり、奢りが
生まれてくる。。。
マズイ。
だから、私は長年、そんなメッセージを発信して
下さる方々へ意図して会いにいくよう努めてきた。
しかし、歳を重ね、そういった尊敬する先生や偉大
なる先達の方々がご高齢になられたり、ご逝去され
たり。。。ここ最近では苦言がめっきり減った。
マズイ。
故に、意識していることが三つある。
一つは、声なきメッセージに気づくこと。
社員や受講生や家族、友人、まわりの人達の顔色
や態度、お客様の反応、職場の空気といった、
形無き、音無きメッセージに目を凝らし、耳を澄まし、
その本質、意図するところを解読しなければならない。
そしてもう一つは、私自身が苦言を発信する
側に立つ年齢や立場に既になっているということ
をしっかり自覚して、責任を持って発信すること。
そして、自ら発信した言葉がそのまま自分に返り
自分を戒めることも間々ある。
三つ目は、しっかり読書をすること。
それも良書を繰り返し読むこと。
これは先の二つを実践する為にも欠かせないことであり、
過去に自分を戒めてくれたり、鼓舞してくれた良書を
繰り返し読むことは、先生や先達の苦言に値する。
成長し続けるために、否、せめて劣化せぬよう、
先の三つを意識し、実践し続けて参ります。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝