吾唯足知 ~ 友よ水になれ
親愛なる皆さん
新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり有り難うございました。
本年のどうぞ宜しくお願い致します。
今年初のモーニングメールは何を書こうかと。。。
一つは、友人からもらった年賀状に書かれていたメッセージが素晴らしく、そこに書かれていたキーワード「吾唯足知」がやけに腹に落ち共感できたので。。。
もう一つは、元日の朝刊の謹賀新年特集にブルース・リー没後50年の特集が記載されており、そこに書かれていたリーの言葉「友よ、水になれ」これも共感でき、どちらにしようか考えていると、二つの言葉が同義語のように思えてきたので、二つを話題に書こうと思います。
ブルース・リー好きは子供の頃からですが、1973年33歳で亡くなっているので、ちょうどその頃かその少し後に、私は初めて映画のスクリーンで彼を観たことになる。
(記憶は少し曖昧)でも、とにかく好きで、おもちゃのヌンチャクでマネをしていたのを憶えている。
彼の映画は全て観たし、大人になった今も年に一度は必ず自宅でDVD鑑賞をする。
子供の頃はただただアクションがカッコイイというだけのファンだったが、大人になるにつれてそれだけではなく、彼の哲学と映画がしっかりシンクロしていることに気付かされ、映画のワンシーン、ワンシーンの観方が変わった。
俳優、武道家にも勝り哲学者としての彼のファンになっている。
そのブルース・リーの言葉「友よ、水になれ」。
心を空にしろ。型を捨て、形を無くせ、水のように。器に注げば、その形になる。
硬軟自在に変化する水。流れることも、物を砕き壊すこともできる。
友達が御年賀でくれた「吾唯足知」。(われただたることをしる)
不完全なことに不満を持たず、今あるものに満足して感謝の心を持つべきという釈迦の教え。
昨年末は久々に現場業務に奔走した。
権限移譲、事業継承を声高に掲げていながら、現場業務に手出し口出しをしてしまう自分に呆れながらも、まだまだ心身共にタフな自分と、一方で自分一人で出来る力の限界、両側面を感じ、考え、思いながらの昨年末を、お正月、心静かに振り返り、「水になれ」と「吾唯足知」、二つの格言が腹にストンと落ちたのでした。
アグレッシブに、されど心静かに、足るを知り、水の如く、一日一日を大切に今年も一年歩んで参ります。
今年も一年どうぞ宜しくお願い致します。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝