判断基準その1:どの口が云うてんねん

親愛なる皆様
おはようございます。

この理論は、以前からよく講義などでも伝えていますが・・・
会社やお店の評価は、最も劣るところで判断される。
例えば、運送会社、ドライバーのマナー抜群、車両キレイ、
配車担当のレスポンス抜群、運賃もリーズナブル、時間も正確、
でも、納品する商品がいつも破損している。
例えば、レストラン、店内は雰囲気も良く、店員さんも
感じがいい、価格もリーズナブル、味も美味しい、
でも、オーダーから出るまでに1時間かかる。

少し極端な例ではあるが、どちらもお客は利用しない。

この理論は、企業存続の可否判断にも同じことがいえる。
例えば、社内の人間関係良好、営業力もまずまず、でも、
財務内容が最悪でキャッシュがまわっていない。
財務内容抜群で内部留保もしっかりある、顧客に恵まれ
ている、でも、社風が最悪で社員がどんどん退職してく。
前者の企業も後者の企業もこのままだといずれ破綻する。

そして、同じことが、人間にもおいてもいえる。
頭が良くて知識が豊富、身体も丈夫、でも、心が荒んでいる。
心優しく、頭もいい、でも、身体が弱く病弱である。
心身共に健康、でも、思慮が浅い。

企業も人間も、最も劣るレベルに応じた
経営となり、人生となる。

私は「長所の発信、短所の抑制」を講義や著書で
伝え続けている。

長所の発信で長年わたり積み上げてきた信用信頼
が一発の短所の発信で一瞬にして壊れてしまうと
いう事例は枚挙に暇がない。

長所を発信し信頼を積み重ねていくには長時間を要し、
短所の発信はそれを短時間で壊してしまうのです。

だから長所の発信、短所の抑制を意識し実行し続け、
習慣化することは経営においても人生においても
とても大事なキーワードなのです。

かく云う私・・・
昨日、短所を抑制し切れず発信してしまい、
申し訳ないことをしてしまったと、
今朝は反省モード・・・

長所の発信、短所の抑制・・・
どの口が云うてんねん。
まだまだ修行が足りません。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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