恩を感じ、恩に報う

親愛なる皆様
おはようございます。

私の恩人であり親友のK氏の会社には経営理念である
「報恩」の二文字が大きな額に入れて掲げてある。

私も大変尊敬していた亡くなられたK氏の先代(御父様)
が社長の時に、社長室でお話させて頂くといつも先代が
話される後ろの壁に「報恩」の二文字が掲げてあるので、
私にとってK氏の先代の姿と報恩は1枚の写真のように
脳裏に焼き付いている。

「山田さん、恩に報いること、仕事も人生もこれに
尽きる。でも、報いる為には、まず恩を感じなけれ
ばならない、それが恩だと感じなければ、報いるこ
とはできないからね。でも、報いなければ、感じて
ないのと同じだからね。しかし、今は豊かになりす
ぎて、何もかもが当たり前になって、恩を感じない
人が増えた・・・」

深く本質を突いた言葉と共に憂いの想いを語られて
いたことを昨日のように思い出す。立派な方だった。

先日、K氏が久しぶりに訪ねてきてくれて、
嬉しくて話しが弾み、気が付けば3時間程話していた。

お互い既に父親を亡くしているが、共通しているのは、
共に尊敬する偉大なる父の下で育ったということ。

そして、K氏こそ「報恩」、先代の教え(理念)を
しっかり継承、実践している経営者だなぁと改めて感じ、
ここから約10年の間に事業継承をしっかり行なってい
かなければならない私にとって、K氏との久しぶりの
時間は大変刺激になる時間でありました。

恩や義に対する意識や思考が確かに薄まったと感じる。
そんな、瞬間や場面によく出くわし悲しくなる時が
ありますが、そんな時代だからこそ、報恩をより意識し、
行動していかなければと思います。

「それが恩だと感じなければ、報いるこ
とはできないからね。でも、報いなければ、
感じてないのと同じだからね。」
K氏先代の言葉を思い出します。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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