如何に生き、如何に在るか
~産業と情緒~
親愛なる皆様
おはようございます。
我が師からは長年様々を学ばせて頂いているが、
その柱テーマは常に「人間とは何か、人間如何に生き、
如何に在るか」であります。常にそれをど真ん中の軸
にして様々な人や出来事を媒体として学び議論してきた。
その一つが「産業と情緒」。
一言で云うと、産業の肥大化が人間性を劣化させ、
情緒を欠乏させてしまうという内容であります。
かといって、産業社会を否定するということではない。
否定するどころか、私自身経営者なわけですから、
いわばバリバリの産業人間であります。
ただ、産業社会に毒されまいという意識は相当強い。
魑魅魍魎の産業社会に居ながらにして情緒たっぷり
快活に生きる。というのが信条。
産業と情緒の共生とでも云いましょうか。
資本主義社会のメカニズムは、人間の果てしない
欲望に見事にマッチし、産業の肥大化は留まるところ
を知らない。そんな資本主義や産業社会を否定したところで、
仕方ないし、抵抗してもその流れを止めることはできない。
その中で生きていくしかない、しかし、それに毒されない為
の勉強、人間とは何か、如何に生き、如何に在るかを
常に意識し学び続けることにより快活に生きることはできる。
というよりも、そうでなければ、産業社会にエネルギー
を吸い取られます。
ゴールデンウィーク中、各地では人の出も賑わいを
取り戻し、経済の動きも活発さを取り戻しつつあります。
しかしながら、一方ではコロナの打撃により厳しい経営
状況の企業も多く、我が物流業界においても倒産件数が
昨年までよりも大幅に増加しており、深刻な状況です。
情緒などと悠長なことは云ってられない状況かもしれ
ませんが、こんな時にこそ、落ち着いて冷静に
如何に生き、如何に在るかを考えなければなりません。
ゴールデンウィークが明けました。
何はともあれ、まずは、安全第一!
皆さん、ご安全に!
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝