楽しむ組織

親愛なる皆様
おはようございます。

毎月開催している物流マネジメントセミナーは、
物流マネージャー実践研修の開催地、名古屋、
東京、福岡、大阪の会場にて持ち回りで行なって
おり、一昨日は名古屋にて行なった。

毎回、私と御縁のある経営者、経営幹部の方に
ゲスト講師となって頂き、企業事例学習として
ご講演をいただきます。

一昨日の名古屋では、日頃私の運送事業において
も大変お世話になっているフィットエクスプレス
の伊勢村社長に御登壇頂き、第1部は「人が集まる
会社、人が辞めない会社」というテーマでご講演
頂き、第2部はDVD鑑賞で、帝京大学ラグビー部
の「全員リーダーの組織論」を教材に学んだ。

伊勢村社長が経営するフィットエクスプレスさんは
化粧品や日用雑貨の物流センターを全国展開し、
その物流センター運営スタッフの殆どが女性という
こともあり、およそ300人からの従業員を抱える
トップとは思えぬほど、その気配り気遣いはキメ細
かい。ここでその全ての事例をあげると長くなっ
てしまいますが、例えば、社長自ら一人ひとりと
面談を行なう姿勢からも根気ときめの細かさが伺える。
目指すは「アミューズメント物流センター」、一日の
多くは職場にいる時間で占めている、その職場が楽し
くワクワクするような環境でなければ、人生は楽しく
ない。そんな考えで従業員さんと接し、様々な手を
打ち続けている。

帝京大学ラグビー部の事例は、全日本大学ラグビー
の歴史の中で全人未踏の9連覇を成し遂げた、
岩出監督率いる「勝ち続けるチームづくり」を学んだ。
脱体育会系、コニュニケーション、全員がリーダー、
そして、楽しむ力。

入部してきた緊張している一年生の荷物を寮の部屋
まで代わりに持ってあげる先輩、トイレ掃除なども
三年、四年の先輩が行なうという景色は、正に脱体育
会系。過去の印象やイメージからは想像もつかない。
部活、それも大学の部活なんていったら、一年生は
奴隷、三年生は王様、四年生は神様なんてイメージは
帝京ラグビー部にはない。

長くなるので、この辺でまとめるが、伊勢村社長の
会社創り、帝京大ラグビー部のチーム創り、会社と
部活の違いこそあれ、組織の活性化、強い体質の
組織づくりという点においては源流は同じだ。
そして、「楽しむ」というキーワードも同じ。

その為に、経営者、幹部、監督、リーダーが如何に
考え、その考えを如何に実践し、組織全体に以下に
浸透させていくかにかかっている。

そして、伊勢村社長からも岩出監督からも共通して
感じたのは、リーダーとしての責任者としての覚悟。
改めて気づかされる大変貴重な時間となりました。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!

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