ハタラクということ | 物流人材育成
全国各地でのリアル研修の殆どが昨年からオンライン
に変わり、出張が激減し、時間が確保できたはずなのに、
その時間は新たなスケジュールで埋まり、日々あくせく
しています。これは性分でどうしようもないようです^^;
以下は、ちょうど3年前に書いたコラム。
少し編集し、引用します。
思えば、私の父母は共に商人の家庭に生まれ育ち、
父母もまた夫婦で商売営み、そのもとで私を含め兄弟
三人は育ち、やはり三人共商人(経営者)であります。
自分で云うのもなんですが、山田家は例外なく皆よく
働きます。
私は子どもの頃から働くことが好きで、中学校から
自宅の飲食店を手伝い、高校時代はアルバイトに明け暮れ、
時に親には学校に行くと云って家を出て、学校には風邪で
休むと連絡を入れ、サボってまでバイトに行っていたこと
もありました。
私の家族(妻、子供三人)もまた(自分で云うのもなん
ですが)よく働きます。妻は商人の家に生まれ育ったわけで
はありませんが、亡くなったお母さんが実によく働く人で
身内ごとで何かと苦労をしながらも長年黙々と工場勤めを
していました、そんな母親の元で育った妻が家事子育てを
しながら私の父母が営む飲食事業の経理事務を30年務め
てくれた後、今は我が社の経理業務を通勤距離往復40㎞
の道のりを通い頑張ってくれています。中学校教員の息子
も授業に部活に毎日忙しく熱血先生で頑張っているよう
ですし、二人の娘も東京と名古屋でそれぞれ奮闘しています。
ふと会社に目を向けると、幹部、管理職を筆頭に、
ドライバー、倉庫スタッフ、事務員、我が社の皆もまた
よく働いてくれています。
そう考えると、私の周りには実に働き者が多い。
それは、やはり(自分で云うのもなんですが)、
親を観て育った山田家のように、私が働き者なので、
子供達も従業員の皆も働き者なのでしょう。
何はともあれ、私は働くことが好きで、一所懸命働くことは
素晴らしいことだと思います。
言葉の遊びではありますが、
働く(ハタラク)とは、傍(ハタ)を楽(ラク)させることだといいます。
傍に居る誰かを楽にさせる、周りを楽しませる。そんな意味だと
したら、それはとても大事なことで、素晴らしい人間関係に繋がり、
人生其れ即ち人間関係ですから、一所懸命働くことは懸命に生きる
ことなのであります。
ともすると、働くこと(働き過ぎること)が悪かのように
云われてしまうような時代ですが・・・
そんなことはない!
働くことは素晴らしい。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお)