親は無くとも子は育つ
親愛なる皆様
おはようございます。
1週間ぶりのモーニングメールであります。
新規立ち上げの事業所の応援(応援と云っても声がけや雑用
程度ですが^^;)や、久しぶりの出張が続きました。
久しぶりの連日出張でしたが、コロナ禍においての出張は
実に気を遣います。感染予防万全に努め戻って参りました。
新規立ち上げの事業所では、見込み違いやシステムの不具合、
新人スタッフへの指導など、何かとバタつきますが、
こういった時にベテランやリーダー、チームの力が試されます。
今度の新規事業所は、顧客の指定施設を使用しての業務委託だが、
顧客には申し訳ないが、労働環境があまりよろしくない(施設の
設備、美化レベル、作業動線の非効率、来たる暑さ対策等々)
これらを我が社のロジックと行動力で如何に改善し軌道に乗せるか、
受託した以上は、顧客のせいにしていても仕方ありません。
ベテランやリーダー、そして、他部署から応援に入ってくれて
いるメンバーには、無理をさせて社長の私としては胸が痛いが、
みんなで業務をこなし捌いてくれている、実に逞しく頼もしい。
私が出張で留守の間も、新規事業所の運営、営業活動において
顧客とのやり取り、トラブル処理、そして何よりも輸送業務、
倉庫業務、事務業務といった日々のルーティン業務に就く
各々が責任を持って励んでくれています。
出張先では、訪問先企業において、父上社長と息子専務、
現社長と次世代幹部、そんな組み合わせの場多く、私の年齢的
なことも手伝って、必然的に事業継承の話題が多かったです。
私自身も、50代半ばとなり、先の社員総会でも「事業継承」
を意識した経営という話を社員皆へ伝えました。
親子はどこまでいっても親子、親から見た子はいつまで経って
も頼りなく子ども扱いをしてしまう、期待はしているが心配、
でもどこか愛おしい。
第三者から観ると、既に立派で、社長がいなくても
大丈夫では、否、いない方がもっと育つのでは、
と少々失礼なことを感じてしまうこともある。
されど、人のふり見て我がふり直せ。
我が社は親子継承ではないにせよ、留守中も立派に頼もしく
責任を持って仕事に励んでくれているリーダーはじめメンバー
達への関わり方、手出し口出しの頻度等々、
口だけではなく、もっと本気で「事業継承」を意識した経営
を心がける必要があるのかもしれません。
そんなことを考える先週一週間でありました。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお)