過去の自分から教えてもらうこと
親愛なる皆さん
おはようございます。
最近過去を振り返ることが多くなった。
歳のせいか^^;自分が過去に書いた文章を読み返したりする。
例えば、「10年前の今日、自分は何を考えていたんだろう」そんな感じで、その時のコラムを検索して読んでみると、過去の自分から教えられたり、過去の自分から刺激を受け、励まされたり、鼓舞されたりすることが意外とある。
今朝も過去のコラムを引用しようと思う。
ちょうど5年前の今日
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テレビをつけたら元歌手で音楽家のつんくさんが出ていた、何気に観ていたら途中から興味深くなって暫く見入ってしまった。
つんくさんといえば、喉頭がんで声帯を摘出し、声を失ったことを公表し、「生きることを選んだ」ことが話題となった。
ファンということでもないので、あまり詳しくはないが、シャ乱Qというバンドのリーダーでボーカルでシングルベッドやズルい女などのヒット曲を出し、その後、一大ブームとなったモーニング娘の総合プロデュースを務め成功を収めた華々しい実績を持つ芸能人という印象だったが、デビューから3年間は鳴かず飛ばずの歌手で、そのままフェイドアウトして消えていくのかと思いきや上京物語という曲がヒットし、火がつき今に至るということだったそうだ。
初めて知った。
デビュー当初は、かっこいいと思われたいというのが、何よりも最優先だった、でもある時気付いた、音楽家として、最優先しなければならないのは、自分がかっこよく思われることではなく、いい曲を作ること、いい音楽を世に送り出すこと、皆さんに喜んでもらうこと。
その最優先であるはずのことが、2番目、3番目になっていたことに気付いた、自分の使命に気付いた。
そこから景色が変わってきたと。
その後、先にも書いた上京物語、シングルベッド、ズルい女などのミリオンセラー、そして、モーニング娘のプロデューサーと続いていったという。
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私も若い時、創業当時は特に。
客様の為、社員の為と口では云っておりながら、本心のとこでは、自分が良く思われたい、かっこよく思われたいという気持ちが強かったと、今だから正直に云える。
されど、この歳になり、過去を振り返り、周りを見渡して分かるのは、概して、カッコよく思われたいとして動いている者は、カッコ悪い結果を創り出している。
見た目や、職業や、目立つ目立たないなどはどうでもいい、自分の本業の真の目的を知り、それに従い行動し続ける。
そうすると結果は概してかっこいい。
だいぶ見えてきた。
されど、まだ自分のどこかに良く思われたいが潜んでいる。
人間の業は生涯消えないかもしれないし、私のような凡人は特にかもしれない。
私の使命は、物流業界の活性化、この業界から事故を無くすこと、物流マンが安全で快活に働ける業界を創ること、元氣で安心して働ける職場を創ることであります。
油断せず、かっこつけず、心してかかろう。
今朝も過去の自分から刺激をもらえた。
今日は、オンライン実践研修第4講、気合いを入れていこう。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝