なぜ人と組織は変われないのか
~山田団長おすすめの一冊~
親愛なる皆様
おはようございます。
3月から約半年間、山田団長おすすめの一冊と題して、受講生の皆さんへ、
名著、良書をユーチューブ動画でご紹介していましたが、
今朝は久しぶりに動画ではありませんが、良書をご紹介いたします。
それも、未だ読み終えていない本なのに、少しでも早くアウトプットしたい、
皆さんにも読んでもらいたいという衝動に駆られるくらい何度も唸るような感銘を受けているので、
以前から読もう読もうと思っていて、ようやく。
ハーバード大学で30年間にわたって、大人の知性の発達について研究してきた教授と研究責任者の共著で、
そこには、「既にもっている才能を使いまわすのではなく、自分の才能をアップデートする」とあり、
ある程度の年齢に達すると人は変われない、もしくは変わるのは困難だと決めつけていた概念を叩き壊してくれます。
それも、「努力すれば何とかなる」とか、「思いは叶う」的な、感情論や観念論ではなく、
事実に基づいた長年の研究結果を理論と実例を通じて、「なぜ人と組織は変われないのか」の要因と、
どうすれば、変わるのか、何を実践すればよいのか、具体的方法を示してくれる。
自分の成長や部下や組織の成長を諦めかけていた経営者、リーダーには希望溢れる一冊であります。
以下に一部を抜粋して引用する。
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人が変われない三つのきわめて大きな問題がある。
第一は、何が変化を妨げているかが十分に理解されていない。
第二に、どうせ人は大して変われないと考えるリーダーが多い。
そして、第三(ここが一番重要と私は考える)、大人の学習に関する深い理解に欠けている。
(中略)
脳科学の世界では「思春期以降、人間の知性に質的変化は起きない」というのが常識だった。
しかし、研究を重ねたところ、今では、人間の知性の発達は思春期で終わるとは限らないと、
ハードサイエンスとソフトサイエンスの両方の研究者が考えるようになっており、
人間の潜在能力に関する常識が根本から変わった。
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もっと、早く出会っていれば・・・でも、このタイミングが必然、今からでも間に合う。
否、今からの為に出会えた一冊のような気がします。
私も組織もまだまだ変わる。さぁ続きを読もう。
「なぜ人と組織は変われないのか」
~ハーバード流自己変革の理論と実践~
英治出版から
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝