司馬遼太郎@竜馬がゆく
~山田団長おすすめの一冊~
親愛なる皆様おはようございます。
コロナ渦で、ヤマネットの物流マネージャー実践研修がクローズしている間、
受講生の皆さんへ出来る限り学びの機会をご提供できればという想いから、
「山田団長おすすめの一冊」ということで、良書を動画でご紹介し、
SNSへアップして参りましたが、約半年間のクローズ期間を経て、10月より研修再開することになりましたので、
おすすめの一冊のコーナーは今回をもちまして一旦終了させて頂くことに致します。
最終回にご紹介する本は、司馬遼太郎著「竜馬がゆく」司馬遼太郎さんの代表作の一つで、
大ベストセラーですから、読まれた人も多いかと思いますが、
最後にこれを紹介しようと思った理由は・・・私は子供の頃、勉強も読書も殆どしない人でしたが、
20代になって、ある人との出会いから、読書の大事さ、面白さを知るきっかけをくれたのが、この「竜馬がゆく」でした。
私達が知っている坂本竜馬は、「司馬竜馬」といっても過言ではないほど、
坂本竜馬を現代の世に知らしめた第一人者が司馬遼太郎さんではないかと思います。
司馬遼太郎のフィルターを通して坂本竜馬と出会い、その「司馬竜馬」から、多くの刺激をもらい、
気付かされ、私の生き方、仕事に取り組む姿勢などに影響を与えてくれました。
私が、コラムや研修の講義でもよく引用する竜馬の言葉があります。
「いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくとも、その目的の道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だから計算に入れてはいけない」
薩長連合や大政奉還という大仕事を成し遂げた明治維新の立役者であるはずの竜馬は、
新政府の構成員の中に自分は入らず、否、そんなことにはまるで興味がない。
生きるとは事を成すことであり、功労や肩書や賞賛などには全く無頓着な竜馬に、透き通ったような清々しさを感じます。
過去も何度も読み返し、この度も久しぶりに読み返しましたが、やはり引き込まれました。
動画でも紹介しています。
https://youtu.be/TR4VDaSNemQ
山田団長おすすめの一冊。
これで一旦幕を引きます。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝