コロナの所為とコロナの御陰

親愛なる皆様おはようございます。
コロナの影響は我が物流業界においても甚大であることは云うまでもないわけですが・・・
ただ、ヤマネットにご縁のある会社においては、苦境の中にも大変逞しく奮闘されている姿をこの目で見ていますし、
大変な状況には違いないが、弱音を吐いたり、もうダメだ的な経営者は今のところ見当たりません。
依怙贔屓ではなく事実素晴らしい立派な経営者が多いです。


やはり、平時での学びと実践の継続が、こういった有事において力を発揮するものだと確信している次第であります。
昨日は同業の親しい仲間達とプチ勉強会を行ない仲間の一人が「ピンチはチャンス」というテーマで話してくれた。
「ピンチはチャンス」と、皆は簡単に云うけれど、本当にそうか?気休めで言っているのではないか?
ピンチをチャンスに変えることは並大抵ではない。

その彼は、他にはないビジネスモデルを構築し、オンリーワン経営を実践する素晴らしい経営者で、
底抜けに明るい性格の人物ですが、およそ20年前そのビジネスモデルがスタートする前に会社存亡の危機に立たされ、
挫けそうになり、ストレスで鬱状態になりながら、もがき苦しんでいる時に、
お客様から云われたたった一言から閃き、今のビジネスモデルがスタートし、その時3件だった顧客が今は、
なんと2000件というとてつもない事業に発展しています。

これぞ、ピンチはチャンスというに相応しい。
陰極まれば陽に転ず。そこそこの陰では、陽には転じない、陰が極まって、陽に転ずるのと同様、
そこそこのピンチでは、簡単にチャンスは到来しない。
ましてや逃げたり、諦めたり、誤魔化したりは論外。
大事なことを仲間から改めて教わったような気がします。


コロナには、「コロナの所為」とい側面と、「コロナの御陰」という側面がある。
例えば、3年後、5年後、「あのコロナの所為で、こんなことになってしまった、あのコロナさえ無ければ・・・」か、
「あのコロナがあった御陰で、あの時立ち上げた事業がここまで成長した」か、
後者で立っていられるよう、先日の「悩む力」ではないが、もっと悩みもがいてみよう。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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