育てねば、我れ育たず:その2
親愛なる皆様
おはようございます。
大人は人生経験が豊富な分、意識、思考、物事の
捉え方等が良きも悪しきも細胞に染みついて習慣
化しまっている為、幼児教育と違い、大人への教
育、人財育成、特にリーダー育成は相当大変だ。
(勿論、幼児教育も大変だが大変の質が違う)
ムリ、できない、できるわけがない、
自分は悪くない、アイツのせいだ、
狡さ、傲慢さ、ごまかし、逃避、頑固、虚栄心、
等々・・・あげればキリがないほど、
教育や人財育成においての弊害が多くの大人に
こびり付いている。
だから、なかなか育てても育たない。
しかし、ここ数年前から、人財育成、特にリー
ダー育成において、気が付き、日々ジワジワと
腑に落ちていっているのが、
「育てても育たず、されど、育てねば、我れ育たず」
更につづきを加えると「彼育たずとも、我れ育つ」。
キーワードは“我れ”である。
めげず、諦めず、一所懸命育てているいるうちに、
その対象者が育とうが育つまいが、気が付けば、
誰よりも彼よりも自分が強くなっている、成長して
いる、育っている。
人を育てるという行為は、誰よりも自分自身を
育ててくれるし、育てたい、育ってほしいという
想いが強い人ほど、一所懸命になるので、結果
自分が育つことになる。
か弱い新妻が子供を産んで、その子が中学校にあがる
頃になるとすっかり逞しい肝っ玉母さんに成長してい
るのは分かり易い事例だ。
しかし、ここでは、大人への教育、人財育成に
特にリーダー育成にフォーカスしているので、
次回は企業においての事例を挙げてみる。
つづく
今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝