デカメロン

親愛なる皆様
おはようございます。

先日、車でラジオを聴きながら移動中、
中世ヨーロッパの文学で「デカメロン」という作品のこと
を聴いた。かわったタイトルだが、果物のメロンではなく、
イタリアの古い短編小説のタイトル。

1348年、ペストが大流行し、何万人もの人が亡くなった時
に男女合わせて10人の貴族が難を逃れるためにフィレンツ
ェ郊外の安全な場所にある山小屋にこもり、読書をしたり、
ユーモアに満ちた恋愛話や失敗談を話し合い楽しむ、という
ような内容。(記憶少し曖昧だが・・・)

難を逃れ、感染病の猛威が去り、落ち着くまでの間、
安全な場所で安心できる仲間と一緒に読書をしたり、
話して過ごすという感染予防策で自分たちの命を守っ
たわけです。

我が物流業界は、いつも云うように
「世の中の血液」止まるわけには参りませんので、
なかなか難しいですが、業種によっては在宅テレワーク
や自宅待機、外出禁止などを余儀なくされている人もい
るかと思います。

そんな人には日頃あまり話が出来ない人と話したり、
読書なんかも良いかもしれません。

読もうと思っていたけど、読めずに、
積みっぱなしの“積ん読”の本が沢山ある人はこれを機に。

デカメロンを解説していたラジオのパーソナリティーが、
本の購入には二つの目的があると教えてくれました。
「すぐ読む本」と「いつか読む本」。
永い間、“積ん読”されていた本の目的を果たす機会かもしれません。

さて、一昨日は、名古屋セミナールームにて、
緊急対策アドバイザーミーティングを行ないました。
消毒剤使用、マスク着用、間隔を空けた着座位置とい
った態勢ですから、デカメロンのようには参りませんが、
物流マネージャー名古屋32期生の担当アドバイザーの
皆さんに集まって頂き、今後の開催の是非、変更日程、
変更プログラム、終了後のフォロー体制等々、
ご参加企業、ご受講生の皆さんにとって
最善の完結が出来るよう喧々諤々話し合いました。

一日も早い終息を祈りつつ、
皆さんのご安全とご無事を祈りつつ、
日々やれることを誠実に精一杯行なって参ります。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝

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